学び続け、挑戦し続ける。 高木さんのヒュープロでのキャリア【前編】

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「 安定か、挑戦か 」 —— キャリアの分岐点で誰もが抱えるこの問いに、真正面から向き合ったのがヒュープロの高木さんです。

本記事の前編では、大手メーカーからベンチャーへの転職、そして営業からエンジニアへと舵を切った背景と、その挑戦の原点に迫ります。

後編はこちらから

安定を捨てて挑戦を選ぶまでのストーリー

「 もっとワクワクした人生を送りたい 」 —— 高木さんのキャリア選択を突き動かしたのは、このシンプルな思いでした。

大学院を修了後、24歳で大手メーカーに入社。配属先は機械系エンジニアの 「 生産技術 」 部門でした。

半年間はビジネスマナーや組織で働く心構えを学び、半年間は工場のライン業務に従事。現場の人々と肩を並べて汗を流し、ものづくりのリアルを体感しました。

その後は部署に戻り、先輩に付きながら補助業務を担当し、基礎を学んでいきました。

「 環境に恵まれていました。教育カリキュラムは体系的に整い、30代から60代まで幅広い社員がキャリアを積み重ねており、未来の自分の姿も簡単に想像できました。 」

福利厚生やボーナスも十分。誰が見ても 「 安定したキャリアのスタート 」 と言えるものでした。
しかし、その 「 安定感 」 こそが次第に違和感へと変わっていきます。

「 決められた研修、決められた配属、決められたキャリアステップ。学校を卒業したはずなのに、また別の学校に入ったような感覚でした。このまま40年間を過ごす自分を想像すると、“なんか違うな”と思ったんです 」

こうして 「 安定 」 ではなく 「 挑戦 」 を求める気持ちが強まりました。
高木さん2 転職活動を進める中で出会ったのがヒュープロ。
面接で出会った堀江と代表の山本が、心から楽しそうに 「 アジアNo.1を目指す 」 と語る姿に衝撃を受けたと言う。

「 こんなに夢中で未来を語る人がいるのかと。彼らと働けば、きっと自分の人生ももっとワクワクできるはずだと直感しました 」
こうして高木さんは、大手の安定した未来を捨て、挑戦の道を選びました。

営業からエンジニアへ——新たなキャリアへの挑戦

入社後の3年間は法人営業職として、法人向けサービスやヒュープロ主催の採用イベント 「 Finance Career Forum 」 の営業に従事しました。

顧客に価値を届けることを第一に、泥臭く粘り強く取り組んだ日々でした。

営業として成果を重ねる中で、やりがいや達成感は確かに感じていました。
顧客の課題を解決できたときの喜びや、数字として結果が表れた瞬間は大きなモチベーションでした。

「 このまま営業を続けていけば、成果を安定して出せる自信はありました。でも、顧客の課題を解決する立場にいるうちに、自分の手で解決の仕組みそのものをつくってみたいという思いが膨らんでいたんです。 」

営業の仕事に不満があったわけではなく、むしろ好きでした。その 「 好き 」 を咀嚼したときに、顧客の課題解決の喜びが、自分にとっての喜びであることに気がつき、だからこそ、プロダクトや技術を通じて、もっと直接的に価値を生み出す道があるのではないか——そんな想いが、心境の変化を後押ししました。

転機が訪れたのは営業の仕事がひと段落した頃。
会社の 「 社内で未経験からエンジニアを育成する 」 という新しいチャレンジに声をかけてもらったのです。

もともとエンジニアに興味を持っていたこともあり、心が大きく揺れました。しかし同時に、不安もありました。

「 当時28歳で、エンジニアとしてはスタートが遅いと感じ、今から転身して本当に通用するのかが不安でした。また、ビジネスサイドで事業づくりに関わりたい気持ちも残っていました。 」

そこで、会社から提案されたのは「まず3か月の教育カリキュラムに挑戦してみないか」というものでした。
準備期間があるという安心感に背中を押され、挑戦を決断しました。

カリキュラムは未経験から無理なく成長できるよう、レベルごとに設定されており、ブログ模写、JavaScriptでの〇×ゲーム、カウントアップ機能の実装など、一見シンプルながら基礎が詰まった課題ばかりでした。

「 今、振り返ってみると簡単な課題でしたが、当時の自分は基礎的な知識も全くありませんでした。そのため、単に課題をこなすだけではダメだと思い、始業前に会社に行って周辺知識を詰め込んでいました。 」

成果物はGitHubに提出し、先輩エンジニアのレビューを受け、修正を重ねました。

「 不安よりも楽しさのほうが大きかったです。朝早く起きて会社で勉強することが、苦ではなくむしろ楽しみでした 」

営業からエンジニアへ。この転身は、高木さんにとってキャリアを大きく広げる大きな転機となりました。


不安を抱えながらも挑戦を選んだ高木さん。その決断は、キャリアを大きく広げる転機となりました。

後編では、未経験からエンジニアとして歩み始めた1年間のリアル、チームでの役割、そして未来への展望をお届けします。

後編はこちらから

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